「介護」という仕事は、世間では「きつい・汚い・危険」の3Kと言われることがあります。
現場で働く皆さんであれば、その厳しさを日々実感されていることと思います。
介護は、決して華やかな仕事ではありません。泥臭く、身体を痛めることもありますし、時にはご利用者からの暴力や暴言に心が折れそうになることもある、過酷な現場です。
それでもなお、私はこの仕事に、何ものにも代えがたい「やり甲斐」と「誇り」を感じています。
人が人を支えるということ。さまざまな高齢者の方や障害のある方と支え合って生きる日々を通して、私はこの仕事が大好きになりました。 しかし、現実は甘くありません。「なぜ、こんなに苦しまなくてはならないのか」「なぜ、人を助けるための制度が、ときに人を区別してしまうのか」。現場に立つからこそ見える課題に、悩み、葛藤し、答えの出ない問いを繰り返す毎日です。
そうして悩み抜いた末に、私は一つの確信に至りました。
介護で最も大切なのは、高度な技術や専門知識の前に、まず「ハート」があることです。 家族であっても、赤の他人であっても、目の前の人を「利他の心」で支えたい。その「誰かの役に立ちたい」という純粋な真心さえあれば、介護は誰にでもできる仕事です。むしろ、その想いがあるからこそ、相手を想う介助技術は後から自ずと磨かれていくのだと。
このように、一人の人間の生老病死に真正面から向き合い、葛藤を繰り返す日々。
その積み重ねこそが、私の中に「介護=人生そのもの」という揺るぎない考えを作りました。
介護を通して、老いや病の苦しみから目を逸らさず、寄り添うことで得られる学びが沢山あります。
そしてそこには、「人生の最期までその人らしく、尊厳を守り抜く」という大きな使命もあります。
だからこそ、私は介護職を「誰もがその尊さを認め、憧れを込めて語る」職業にしたい。
この仕事が正当に評価される社会こそが、私のつくりたい未来です。
もし、この想いに少しでも共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒に、介護や福祉の未来について学び、考え、行動していきませんか?
一度きりの人生です。とことん楽しみ、苦しみ、悩みながら、前を向いて生きて行こう。
そんな思いで、この仕事と、この業界の未来に向き合い続けていきたいと思います。